ANA系LCCバニラ・エアとPeachの資本の話

今日から今月2回目の東京のShunです。最近、リアルにどこに住んでいるのか自分でもよく分からなくなってきました。笑

さて、今回は今をときめくANA系LCCの「バニラエア」と最近ANAの連結子会社化を発表した「Peach Aviation」を資本比率などから見た話。

 

同じANA系なのに出資者が違う!?

そうなんです。興味深いことに、2社の主要株主を比較すると面白い事実が見えてきます。まずはバニラ・エア

主要株主はANAホールディングス(100%)

となってます。
疑いようもなくANAの完全子会社ですね。
出典:https://www.vanilla-air.com/jp/corporate/corporate-profile

 

その一方でPeach Aviationはというと?

ANAホールディングス株式会社 (38.67%),
First Eastern Aviation Holdings Limited (33.3%),
株式会社産業革新機構(INCJ) (28.00%)

出典:http://www.flypeach.com/pc/jp/fm/corporate

ANAの他には、見慣れない会社名が2つありますね。
今回はここに注目します。
誰もが知るANAホールディングスはいいとして、

2つ目のFirst Eastern Aviation Holdingsという会社。

一言で説明すると香港にある投資ファンドのグループです。

出資の経緯は井上CEOの講演かどこかの記事で見た気がするのですが思い出せない・・・(すいません)

もし思い出したらまた追記します。

 

そして最後は株式会社産業革新支援機構

みなさんにとっては聞き慣れない会社だと思います。

しかも、株式会社なのか機構なのかよく分からないですよね?

それもそのはず。実はこの会社は平成25年に成立した産業競争力強化法によって出来た官民協同(主に政府系マネー)の投資ファンドなのです。

経済産業省が分かりやすくまとめているので、リンク貼っておきますね。
http://www.meti.go.jp/policy/jigyou_saisei/kyousouryoku_kyouka/

簡単に解説すると、日本の産業競争力を強化しよう→じゃあ企業にも投資しようぜ
→どうせなら官民協同でやりたいね。→ってことで、出来た会社なのです。

投資や資本の仕組みは機構のHPに詳しく書いてあるので、気になる方はどうぞ。
http://www.incj.co.jp/about/overview.html

 

一見そんなに変わらないように見える「バニラエア」と「Peach Aviation」。

資本だけ見てもこんなに違うのです。

和製LCCの元祖、Peachに関しては政府系マネーまで投入されてるとは。

PeachがANAの子会社になった後、果たして2社に対するANAの考え方はどう変化するのでしょうか?

これからもこの2社に目が離せませんね。

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